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温泉水

戦前の国際学術会議決議の資料から、「地中から湧出する水で、特別な化学成分組成や物理的特性から医学的治癒効果をもたらす可能性があるもの」、これを「鉱泉」と呼ぶ。「温泉」は、「鉱泉」のこの定義に加えて、「泉温が、源泉周囲の年平均気温より常に著しく高い」ことが条件として加わる。ここから、飲用水として現在売り出されている「温泉水」とは、泉温が高い温泉地域からとれた、特別な化学成分組成や物理的特性から医学的治癒効果をもたらす可能性のある物質を含んだ飲用水ということになる。

各地の温泉地には、飲用に供する温泉水が多数見受けられる。温泉水は、特においしいというわけではないが、「体に良さそう」という気持ちで飲用するので、つい二杯、三杯と続く。それで、もちろん病気が治るわけでも、健康が目に見えて増進するわけでは、少なくとも医学的な証明というレベルでは、なかろうが、それでも何となく健康的になってきたような気がするから不思議なものである。

昔から「病は気から」ということが特に民間療法的な立場から言われてきた。これに対して、「健康は気から」ということが、精神神経免疫学という医学分野で研究されている。少ないながら温泉水の研究論文も出ているようだ。温泉水が好きだということもあるが、温泉水が単なるプラシーボ効果でないことをどこか祈る自分がいる。

テーマ : おいしく食べてダイエット - ジャンル : ヘルス・ダイエット